テーマ-「食と色」

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 デザイナーという仕事柄、色と色の組み合わせについて考える事が多いです。
今日は、「食と色」について考えてみました。たとえば、みそ汁のお椀が赤い物が多いのは何故だろう。青とか緑、黄色の物は少ない気がする。まあ、黒は何にでも合うので赤と同じくらい使われているかもしれないが...。個人的には、みそ汁のお椀に最も食欲をそそり、しっくりなじむ色は「赤」の気がする。
 一般に赤や黄色等の暖色系が食欲をそそる色とされていますが、当たり前ですが、それは一部でしかありません。青は、刺身を乗せる皿に使うと新鮮に感じ、赤からは、辛みや旨味。黄色からは、レモンの清涼感やカレー味のイメージ等様々です。
 中国から伝わった色の文化と、日本で育った日本人ならではの感覚。特に、日本には、季節感を大事にする風習があります。一流の料理人は、その季節感を大事にし、皿や盛りつけの添える野菜などで色のバランスを取る必要があり、素晴らしいセンスを感じます。複雑な組み合わせに、私達のデザインに共通する物があると勉強させられます。
 何事にも、王道と言われる組み合わせがあります。何色と何色が合うのかは、最低限知っておく必要があります。ですが、その王道を守りつつ新しい色の組み合わせを作り出す事が、デザインなのではないかと、私は日々考え(悩んで)ています。

(k.k)

 

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